SANDERSってなに?
Sanders & Sanders Ltd.は1873年にイギリスに設立された老舗の革靴ブランドです。
こちらのブランドは英国王室御用達のシンボルであるロイヤルワラントのマークが靴の踵部分についています。王室に認められている上に、イギリスの国防総省に向けても靴を供給しています。王室からも軍からも愛されているという数少ないブランドです。
そんな由緒正しきSandersですが、比較的リーズナブルな価格で手に入れることができます。5万円前後で購入することができまして、その背景には、職人の卓越した技術と高度なコンピューターシステムを導入することで、価格を抑えられています。
おすすめはミリタリーダービーシューズ
今回紹介するのは、ミリタリーシリーズの中の名品、ミリタリーダービーシューズです。
購入してから約半年、週に2回ほど着用しています。甲の部分にははっきりと履き皺が刻まれてきており、革の光沢も増してきて雰囲気が出てきたんじゃないかと思います。
20年ほど前に国防総省向けに生産されていたモデルの木型を復刻させて作られたラインになります。このミリタリー感のある靴紐や甲部分のトリプルステッチも軍モノっぽさを感じさせてくれます。
横から見た時のこの感じもたまらなくいいです。
素材について
カーフレザーという生後6ヶ月以内の子牛の革を使用しています。このカーフレザーは薄手できめ細かいものの耐久性が低いのが難点になっています。それを補強する形で、革にガラス加工という加工を施しています。最終的に塗料で仕上げを行うため、この靴自体は耐久性、防水性は高くなっています。雨の日にも臆せず履ける一足となっています。
手入れも日々のブラッシングだけでも十分で、気が向いた時にクリームを塗るだけで十分に美しさを引き出すことができます。
デザインについて
外羽根式でデザイン的にはストレートチップに属するのかなと思います。
ソールはイギリスのItshede社のコマンドソールを採用しており、レザーソールよりもグリップに優れており、実際ソールを見てみると、ボコボコしていてグリップが効きそうな感じがしております。
コマンドソールのコマンドとは攻撃兵隊という意味であり、あらゆる環境下での使用を前提とされているソールです。タフなところも推しポイントです。
ソールの製法は、グッドイヤーウェルト製法で、簡単にいうと、ソールの張り替えが容易にできる構造なので、ガシガシ履いていきたいですね。
おすすめのコーディネート
ミリタリーダービーシューズは、何にでも合わせられる汎用性の高さがいいところだと思います。デニムに合わせてもいいし、言わずもがな軍パンに合わせるのもいいですね。
着用画像やコーディネートは後日追加していきます。
おわりに
世界中で愛されるSandersの革靴、初めての革靴にもおすすめですし、雨の日用の靴を探していたという方にもおすすめです。
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